消費者物価指数とは
用語集
投稿日: 2014年02月02日
最終更新日: 2017年02月07日
国民が買い物するときの物価指数
みんながいくらぐらいで買い物をしているのかを示す値で、「指数」なので「円」ではありません。値動きの激しい商品以外の物価を指数で計測したものです。
だいたいいくらぐらいで買い物をしているのかを調べることによって、景気の善し悪しや物価の上下などを調べることができます。
先日、下記のような記事が日経新聞に掲載されていました。
物価上昇のすそ野が広がってきた。総務省が31日発表した2013年12月の消費者物価指数(CPI)は値動きの激しい生鮮食品を除くベースで前年同月比1.3%上がり、13年通年でも5年ぶりに前年を上回った。円安による原材料の値上がりを価格に転嫁する動きに加え、消費増税前の駆け込み需要を映し、パソコンなど耐久消費財にも値上がりが波及してきた。
2014年2月1日付 日本経済新聞
経済学的には、「緩やかなインフレ」が望ましいとされており、デフレ脱却を目指す政策に光が射したようなニュースですね。
様々な要因で物価は上昇しますので、今後の動向が注目されます。