経済学は世の中の様々な現象や人々の行動の理由や意味を教えてくれる

目からウロコの経済学

投稿日: 2014年01月14日

最終更新日: 2017年02月07日

多くの人の経済学のイメージ

経済学に対する世間の誤解はたくさんあります。

「経済学って、なんか難しそう」
「自分には関係ない学問だから知らない」
「頭良い人にしか関係ない学問だ」
「数字に強くなければ分からない」

などなど。どれも誤った経済学に対する認識であると言わざるを得ません。

経済学を知っておくことは、日常生活をより豊にすることにつながりますし、日本に住んでいる限り「経済学とは無縁」と言い切ることもできません。

貨幣や消費、売買、労働などに携わるならば、経済学とは切っても切れない縁があるということです。

今回は、経済学とはどのような学問なのか、どういう風に人々との関わりがあるのかについて考えてみたいと思います。

みんなに優しい経済学

definition
経済学は知って得することばかり。
お金の流れや景気の流れ、商品販売の秘密、価格決定の秘密、企業の戦略などが見えてくる。
企業の巧みな戦略に流されないためにも、経済学は利用できる。

経済学は数字に強くなくたって理解できる間口の広い学問です。

確かに難しい名前の付けられた定義や横文字、線のたくさん書かれたグラフなどはよく出てきますが、それは経済学のほんの一部に過ぎません。理解するのに必要なのは基本的な構造や理論を知ることであり、定義やグラフをマスターすることではありません。

経済学的な理念を知るということは、世の中の動きが見えてくるということにもなります。

普段何気なく見ている経済ニュースなども、少し経済学の知識を付けてから見ると、全然違った見え方がしたりします。

よく行くお店やよく利用するネットショップなどが行っているサービスなども、経済学的な知識を付ければ深く理解することができるようになります。

種類がたくさんあってどれを買ったら良いか迷う時や、たくさんのお店の中でどのお店を選択すれば良いかわから内容の場合でも、経済学は味方してくれます。

今の「当たり前」が良く分かる

今の人気商品、人気メーカー、人気機種なども、人気であるからにはそれなりの理由があります。

企業が「パッと見、損!」と思うような行動をとるのにもそれなりの理由があります。

普段、当たり前に行われている行動、当たり前に売られている商品などにも、理由があります。その理由を知ることで、選択の際に参考にしたり、今後の展望を予想したりすることができるようになります。

統合や合併にも経済学的理由がある

例えば銀行やガソリンスタンド、レンタルビデオ店、百貨店などが最近統合と合併を繰り返してますよね?

昔はたくさんの種類があったのに、今や寡占状態。大手は片手で数えられる程度の種類しかありません。

このような現象にも、巧妙な経済学的トリックが隠されているのです。

迷ったときに役に立つ

どれを選んで良いのか分からない時でも、ちょっと経済学的考え方をすれば、答えが見付かることがあります。

例えば何か大きな買い物をしなければならない時、定期預金を解約するか、ローンを組むか迷うときの考え方も、経済学は教えてくれます。

例えばエントリーシートはどのように使われているのか、どのように書けば良いのかなどについても経済学は教えてくれます。

「経済学は自分には関係ない!」という偏見を捨て、経済学と向き合うことで、人生をより豊かなものにすることができるでしょう。

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