インセンティブとは
用語集
投稿日: 2014年02月08日
最終更新日: 2017年02月07日
人を引きつける刺激
経済学ではインセンティブという言葉がよく使われます。
インセンティブとは人間の欲望を刺激したり、ある行動の要因になったり、又はその逆に「ある行動をとらない」理由となったりするものです。
目に見えるものではなく、引きつける何かです。誘因や誘引、刺激などと置き換えて考えると分かりやすいかもしれません。
人に善い行いをさせるようにしたり、悪いことをさせないようにするのもインセンティブであると経済学では考えます。
お金がたくさんもらえるから仕事を頑張る、警察につかまって牢屋に入れられたくないから悪いことをしない、悪い評判を立てられたくないから人前では朗らかにする、などなど、すべてインセンティブが関連していることです。
誰かが発明し、または自分で考えてインセンティブは形成・維持されています。
ビジネスの面でも重要な考え方
消費者にある行動をとらせる、頻繁に我が社の製品を買ってもらえるようにしむける、社員たちに頑張って働いてもらう、などなど、ビジネス面でもインセンティブの考え方は用いられています。
消費者や社員をどのように動機付けるか、メリットを与えるにはどうしたら良いのかといったような内容も、インセンティブが関連する考え方といえるでしょう。