公開市場操作とは
用語集
投稿日: 2014年01月28日
最終更新日: 2017年02月07日
「公開」なので一般人にも影響がある
公開市場操作とは、中央銀行が行う金融政策の1つで、日本では日本銀行(日銀)しか行うことはできません。
証券市場に出回っている政府系の手形や債権などを売ったり買ったりして、世の中に出回るお金の量を調節する仕組み。
日銀が一般の銀行から手形や債権を買い、一般の銀行に資金を注入することで、一般の銀行は低い金利で会社や個人に資金を貸し出すことができるようになる(買いオペレーション)。
逆に、市場に資金が多く出回り過ぎている場合は、日銀は一般の銀行等に手形や債権を売却して資金を吸い上げる(売りオペレーション)。
これにより、世の中に出回っているお金の量をコントロールし、ひいては景気もコントロールしようとしているのです。